バイキング料理の効果!

2011年2月15日
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2月4日の木曜日に初めてのバイキング式食事会を行いました。目的は、2月の誕生日の方が3人おられるので、今月はまとめてお祝いをさせていただくことでした。以前読んだ本に、バイキング料理の取り組みは、自分が食べたいだけ食べるのみでなく、残りの料理を他の人が食べる事まで配慮できる心配りへの援助だと書いてありました。かるがもでの当日の料理は、調理師さん二人がかりでのご馳走で、地域の運営推進会議の委員さんも参加されました。大皿に盛られたご馳走に全員が大歓声。「こんなんは、生まれてはじめてのご馳走じゃ。」と大喜びしてくださりました。

当日は、量も種類も多かったので、残りへの配慮までいかず、いかに全種類を食べていただくかが課題になりました。また閉じこもり状態からかるがもに食事時間を中心に「通い」に来られだし一カ月が経過した方は、ご自分からお代わをされていたそうです。これも当日の利用者さんから昨日お聞きしました。私は、食事をよりたくさん食べて戴きたく動き回っていましたので、全員の方の状態を把握しきれずにいましたが、私に教えてくださったその利用者さんは「あの方が、唐揚げと赤飯を自分でお代わりされていたのでビックリしたんよ。」と嬉しそうに話して下さいました。他の方の様子をちゃんと見られているんだ。職員の援助・ことばかけも、常に見られているんだよと改めて感じました。

日々の何気ない暮らしを大事に。そして、非日常的なとりくみを通じて様々な刺激を感じながら今までの暮らしを思い起こし懐かしんで戴きたいと再認識しました。

この日のおやつの時間には、目的の誕生会も職員の準備でちゃんと実施。三人の方への誕生ケーキにろうそくは、「私だけの瞬間」。何歳になっても嬉しい様子が、写真からも伺えます。来月の誕生会に向けて職員が、また張りきれる瞬間でもあります。

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